一歩いっぽ

日々の感謝や感動をかたちにしたい。

市民マラソンのボランティアに参加して

今週のお題「しごとの思い出」

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何について書こうか迷いましたが、つい1か月半ほど前に参加した市民マラソンのボランティアについて書こうと思います。

 

今回が初めての参加でした。

 はじめは、別のマラソン大会にランナーとして出走する予定でした。

一年ほどかけて練習、出走する準備をすすめていましたが、大会日程近くで予定がたてこみ、日程調整が難しくなったため出走をキャンセルしたんです。

 

他にマラソン大会はないか探しましたが、身近な大会はどれもランナー募集を締め切っていました。

そんな中、目に飛び込んだのが、このマラソン大会のボランティア募集の広告でした。

 

「ボランティアか…何かしらの形でマラソン大会に関わるのも良いかな」

私は、しばらく考えましたが、この大会のボランティア募集に応募することにしました。

 

今回の大会では、ランナー、ボランティア合わせて2万人近くの参加があり、その規模の大きさに面くらいました。

普段、地域のイベントに出不精の私にとってはとても刺激の強いものでした。

 

私がボランティアに参加したのは、3日間の日程のうち、前々日、前日の2日間。

 

前々日は、ランナーに渡す配布物品の袋詰め作業でした。

流れ作業でひたすら配布物を組んでいきました。

ずっと立ちっぱなしで腰が痛くなりました。

 

前日は、受付に訪れたランナーに参加賞のTシャツを渡す係。

元々あまり人前に積極的に出る方でもなく緊張してなかなか声が出ませんでした。

でも自分なりにエールの言葉を伝えていきました。

 

 当日はボランティアに参加しなかったのですが、自宅のすぐ近くがコースになっておりランナーの走る様子を応援することにしました。

 

当日はあいにくの雨。

傘が折れるほどの風が吹く悪天候でした。

にもかかわらず沿道はランナーを応援する声に満ちていました。

 

先頭のランナーがコースを通ったかと思うと、そこから続々とランナーが走り過ぎていきました。

私はひたむきに走るランナーの顔をみて震えるような感動を覚えました。

 

ランナー、ボランティア、大会関係者、沿道で応援する人々…。

総勢2万人以上の人々みんなでこのマラソン大会をつくっている―そう思ったときに、少しでもこの大会に関われて良かったと感じました。

自分の住んでいる街に、こんな大きなマラソン大会があるということをとても貴重なことだと思いました。

 

それと同時に、当日のボランティアに応募していなかったことを後悔しました。

一緒にこの場に立って応援したかった、ランナーのサポートをしたかった…と。

 

来年はどうしようかな…。

またボランティアしたいという気持ちもあるし、今度はランナーとして走ってみたいという気持ちもあります。

 

いずれにしてもマラソン大会への関わりはとても貴重な経験となりました。

勇気と感動をたくさんもらった日々でした。

 

 

 

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