いつもの場所のいつもの風景
今朝のニュースで桜の開花予想をやっていました。
私の住んでいる地域は本日が開花予想日。
ということで、気分転換がてら、近くの公園に出かけました。
もうすぐ正午。
天気が良いこともあって、公園には、同じように散歩や日光浴に訪れている人々がゆったりと過ごしていました。
いつもはウォーキングやランニングで汗を流すこの公園。
私は、公園の景色を感じながらぐるりと1週歩いてまわりました。
パンジーやユキヤナギなど春を告げる花々が春を待っていたかのように元気に咲き誇っています。
桜の木々もすっかりつぼみがふくらみ、今か今かと開花しそうです。
「あ、咲いている!」
一本の桜の木の前で立ち止まると、そこには二、三のつぼみから桜の花が顔をのぞかせていました。
良かった、何も変わらない。
新型コロナの影響で世界中が緊迫しているけど、ここの景色は何も変わりません。
時間も景色も、この空間だけ全てがゆったりと流れているようでした。
私は何かすごく安心した気分になりました。
こんな時期だから、みんな癒しを求めているのかな。
いつもの場所のいつもの風景、それがとても貴重なものに感じられます。
大変な時期だけど、だからこそ、この空間を大切に感じたい。
春本番は、もう、すぐそこまで近づいています。